◆講演
鷲田清一/臨床する知とアートの力
◆ディスカッション
山口悦子×桜井里二×加藤種男/アートは冒険する
◆視点
グロッセ世津子/自然とケア──高齢者福祉施設等における園芸療法プログラムの実践
太田好泰/視覚に障害のある人とのことばによる美術鑑賞
もりながまこと/知的障害のある人と演劇をつくる──新しい人間の関係性を創造する活動
的場政樹/地域精神科医療とアート
◆論文
坂倉杏介/音楽するコミュニティと「現れの空間」──あるエイブルアートの試み「うたの住む家」を事例に
山崎竜二/子どもを中心とした認知症ケアのコミュニティ創造──高齢者の思い出に基づく創作劇を通じて
森村修/「生存の技法」としてのケア
◆研究ノート
鈴木理恵子/子ども患者のためのアート
──イギリスにおけるティーンエイジ患者を対象としたホスピタルアートプログラム
松浦昇/医学写真における記録の技法
◆実践報告
加藤瑞穂/美術館におけるケア──「ゆっくり生きる。」展での試み
田中素子・都司明香子・福井博子・森すみれ/高齢者施設におけるアートセラピーの試み
柊伸江/「みっくすさいだー」ブランドビジネスの挑戦──アウトサイダーアートとデザインの新しい取り組み
伊藤薫・小池敦・小澤常/高齢者へのケアツールとしての衣服開発およびファッションショーへの取り組み
──主体性を引き出すケアの試行的実践
鍵山泰尋・塩瀬隆之/雪の結晶と街並みの手触り──見えない人とともに触れる情報学