大会シンポジウム報告「子どもの暴力が意味するもの」他収録の日本司法福祉学会学会誌第15号
司法福祉学研究15
大会シンポジウム報告「子どもの暴力が意味するもの」他収録の日本司法福祉学会学会誌第15号
[日本司法福祉学会]
2000年11月結成。規約において、会の目的を「司法における規範的並びに実体的問題解決の福祉的側面に着目し、問題の適正で妥当な解決を実現することを目指して、これに関連する分野の学術的研究や実務に携わる者が共同して研究を推進し、もって社会に貢献すること」と定めている。
【目次】
巻頭言 「協働」という時代のキーワード(服部 朗)
〔自由研究〕
島根県における触法障害者の「入口支援」の展開過程および課題の検討(京 俊輔)
矯正施設を退所した障害者の地域生活支援に関する研究(大村美保、相馬大祐)
児童福祉施設におけるスモールステップによる支援のあり方に関する一考察(相澤 仁)
裁判記録等を用いた児童虐待死の事例検討について(齋藤知子)
〔海外司法事情〕
米国シアトル市の刑事司法事情(須藤 明、岡本吉生、村尾泰弘、丸山泰弘)
〔日本司法福祉学会第15回大会──子どもと暴力〕
大会シンポジウム 子どもの暴力が意味するもの(遠藤洋二ほか)
第1分科会
児童福祉施設における「児童間暴力」を考える(遠藤洋二ほか)
第2分科会
性加害行為のある知的障がい者への支援(山崎康一郎ほか)
第3分科会
情状鑑定の現状と課題(村尾泰弘ほか)
第4分科会
DV 被害者支援における子どもの視点と家族支援のあり方(松村歌子ほか)
第5分科会
少年矯正施設において“暴力”に対してどう向き合っているか(室井誠一、八田次郎ほか)
第6分科会
児童福祉施設と学校との連携(小木曽宏ほか)
第7分科会
学校における紛争解決教育(竹原幸太ほか)
〔書評〕
『司法システムから福祉システムへのダイバージョン・プログラムの現状と課題』(評者 藤原正範)
『ルポ・罪と更生』(評者 須藤 明)