なぜ、子どものスポーツ観戦はこれほど楽しく、
でも、ときにはイライラしたり怒りを感じたりしてしまうのだろう
なぜ、子どものスポーツを見ていると力が入るのか
米国発スポーツペアレンティングのすすめ
なぜ、子どものスポーツ観戦はこれほど楽しく、でも、ときにはイライラしたり怒りを感じたりしてしまうのだろう。
親として子どものスポーツとどのようにつきあえばよいのか…
スポーツファン・指導者はもちろん、スポーツ嫌いの人にも役立つ、使えるヒント満載の、スポーツペアレンティングのすすめ!
【目次】
はじめに
第1章 スポーツ観戦はなぜ、興奮するのか
1 見ているだけでもホルモン値が変化
見ているだけの人にも
どのようなタイプのファンか
スポーツファンを親に置き換えてみる
選挙とホルモン
魚にも起こる
2 ミラーニューロンとスポーツ観戦
まるで自分がやっているかのように
経験者と未経験者
誰の動きを見るか
3 快をもたらす報酬系
想像しただけでも
スポーツ観戦はなぜ興奮するのか——不確実性と賭け
4 結んだり、離したり——スポーツファンの心理
なぜ、スポーツファンは応援するのか
5 スポーツファンの問題行動は親にもあてはまるのか
第2章 スポーツペアレンティング
1 二四時間ルール
コラム
2 まず、家庭の理念を
3 子どもがスポーツに求めるものを中心に据える
4 どこまでお金と労力をかけるのか
5 数字から考える
6 報道をどう読むか
7 親は子どもを作り上げることができるか
8 自分の闇をのぞき見る
9 トロフィー・キッズ
10 子どもの成長
11 子どもの成長にあわせたスポーツ活動
コラム——マルチスポーツ推奨をどう読むか
12 もしもわが子がスポーツ超優秀だったら
13 米小児科学会が推奨するトレーニング量
14 チームやコーチとどう話し合うか
15 子どもと親も誓約書!
コラム——スポーツ組織と保護者間の同意
コラム——カリフォルニア州の高校運動部ガイドライン
第3章 なぜ、スポーツペアレンティングができたのか——過熱の背景
1 トライアウト制
2 早期からの過熱
3 大学入学選考との関係
4 試合中心、練習は少なめ。技術習得は個人で
5 シーズン制
6 シーズン制のよいところ
7 体罰にどう対応するか
8 保護者の負担
おわりに