アートミーツケア学会誌第3弾。特集=記憶の居場所

アートミーツケア Vol.3/2011

アートミーツケア学会【編】

[定価]   本体2,500円(税別) 

[ISBN]978-4-903690-84-1
[判型]B5判冊子
[頁数]114頁

Amazonで購入

アートミーツケア学会誌第3弾。
特集=記憶の居場所。石内都、猪瀬浩平、大橋(岩楯)磨州、仮屋崎健 他

【目次】


特集 記憶の居場所

講演 石内都 記憶の居場所
寄稿 猪瀬浩平/大橋(岩楯)磨州/仮屋崎健 路上と記憶をめぐる断章
インタビュー
 河田珪子 「うちの実家」──生きる記憶のつくる場所
 橋本久仁彦 人間の尊厳にアクセスする時間と空間の技法─エンカウンターグループとプレイバックシアター

コラム
 横川善正 記憶の水際──ホスピスで最期に描いて欲しい風景
 近田真美子 確かなことは
 手嶋雅史 生きている実感をつむぐ──記憶はゆかいな場所に
 水岡隆子 あんドーナツをめぐって

論文
 李永淑 医療以外の目的を孕む共同体としての病院─大学病院小児がん病棟における「真剣な遊び」を事例に
 井尻貴子 話すことと見ること──視覚に障害のある人とのことばによる美術鑑賞活動について
 鈴木理恵子 ダイアリーを「書くという行為」によるワークショップの評価方法の意義
 國崎貴弘 「1枚の写真を撮る」体験における心の動き──フィールドワーク調査を通して

実践報告
 杉山暁子 芸術家と病院職員の協働によるアート活動─大阪市大病院アートプロジェクト2008「風のおみく詩じ」の報告
 犬飼岳史 ほか 大学病院小児科病棟におけるミュージアム活動の試み
 宮本博史・西川勝 宮本博史・存立プロジェクト──西川勝の場合・知らない記憶
 森末治彦 「朝鮮学校ダイアローグ──もう一つのジモトの『風景』と『記憶』のアート・プロジェクト」の試み
 荻野雅之 ほか 大学病院小児病棟におけるつみ木広場の定期開催

往復通信
 日野陽子×光島貴之 新しい美術のために(2)──ミュージアム・アクセス・ビューの歩みに学ぶ

ブックレビュー
 奥本京子、清水千佳、長津結一郎、夏谷恵子、古賀弥生、長谷川珠代、SYUTA(三友周太)、並河恵美子
  平和学を学ぶ人のために/ Artists in Times of War /Dramatherapy and Social Theatre
  ビーイングピース/ニキ・ド・サンファール/百まいのドレス/環状島/ウリハッキョ
  地震イツモノート/言葉の降る森/ヨーガンレールの社員食堂/金子兜太養生訓
  ホスピスが美術館になる日/野球部員、演劇の舞台に立つ!/映画「オハイエ!」SoundTrack Selection+3
  患者さんの気持ち 看護師さんの気持ち お医者さんの気持ち/arts activities for children at bedside
  人生をひそかに楽しむための45 の方法/小さいおうち/もぐらとずぼん/ココロのヒカリ
  エミリー・ウングワレー展図録/ためらいの看護/ケアってなんだろう

アートミーツケア学会について