大会シンポジウム報告「起訴前審査と福祉の支援」他収録の日本司法福祉学会学会誌第14号

司法福祉学研究14

日本司法福祉学会【編】

[定価]   本体2,000円(税別) 

[ISBN]4-86500-029-0
[判型]A5判並製 
[頁数]252頁

Amazonで購入

大会シンポジウム報告「起訴前審査と福祉の支援」他収録の日本司法福祉学会学会誌第14号

[日本司法福祉学会]
2000年11月結成。
規約において、会の目的を「司法における規範的並びに実体的問題解決の福祉的側面に着目し、
問題の適正で妥当な解決を実現することを目指して、
これに関連する分野の学術的研究や実務に携わる者が共同して研究を推進し、
もって社会に貢献すること」と定めている。

【目次】


巻頭言 私の弁護実践をふり返って(若穂井透)

〔自由研究〕
 社会復帰を控えた生命犯に対する更生プログラムの研究(岡本茂樹)
 望ましい刑事施設のあり方に係る一考察(平原長英)
 児童相談所一時保護所における子どもの行動変化と支援内容に関する研究(大原天青、鈴木崇之)
 刑務所出所者の社会再参加に必要な変化と支援(田辺裕美、藤岡淳子)
 福祉支援を希望しない高齢受刑者の特徴(神垣一規、舩山健二)

〔日本司法福祉学会第14回大会──ダイバージョン(非刑罰の手続)と福祉を考える〕
 大会シンポジウム 起訴前審査と福祉の支援(加藤幸雄ほか)
 プレシンポジウム 福祉支援と「犯罪」(小野田正晴、鷲野明美ほか)

第1分科会
 精神障がい者の人権は守られているのか(Part2) (松原新ほか)
第2分科会
 児童養護施設における被虐待児の非行化への対応(小木曽宏ほか)
第3分科会
 少年の成長発達可能性を発見する社会調査のあり方(The way of social investigation)(岡田行雄ほか)
第4分科会
 少年矯正施設(H・P・M級施設)における環境調整困難事例等から見えた司法福祉の課題(今井真美ほか)
第5分科会
 裁判員裁判制度と判決前調査(村尾泰弘ほか)
第6分科会
 司法福祉の方法論(湯原悦子ほか)
第7分科会
 刑事施設における性犯罪再犯防止指導の現状と展望(室井誠一ほか)

〔書評〕
 『犯罪からの離脱と「人生のやり直し」』(評者 藤原正範)
 『反省させると犯罪者になります』(評者 丸山泰弘)