「第16回大会──インクルージョンを促進する社会的条件」の報告他収録の学会誌第16号
司法福祉学研究16
「第16回大会──インクルージョンを促進する社会的条件」の報告他収録の学会誌第16号
[日本司法福祉学会]
2000年11月結成。規約において、会の目的を「司法における規範的並びに実体的問題解決の福祉的側面に着目し、
問題の適正で妥当な解決を実現することを目指して、
これに関連する分野の学術的研究や実務に携わる者が共同して研究を推進し、
もって社会に貢献すること」と定めている。
【目次】
巻頭言 巻頭言 旅の途上にて 八田次郎
〔自由研究〕(論文)
性加害行為のある知的障がい者に対する支援者の意識と今後の支援方法に関する一考察
──障がい福祉領域における支援者への意識調査より 山﨑康一郎、我藤 諭、水藤昌彦
民事司法における法律専門職と福祉分野の連携──発達障害事例からの考察 村厚
教護院・養護施設における実践要領の形成過程と共通する援助原理 竹原幸太
〔実践報告〕
入口支援の現状と課題に関する一考察──東京地方検察庁の社会福祉アドバイザーを経験して 松友了
〔日本司法福祉学会第16回大会──インクルージョンを促進する社会的条件〕
早稲田大学社会安全政策研究所企画セッション・基調講演・シンポジウム概要
インクルージョンを促進する社会的条件 石川正興
第1分科会 入口支援における弁護士(会)と社会福祉士(会)の連携
──東京司法・福祉連絡協議会の実践を踏まえて 松友了ほか
第3分科会 女子刑事施設の現状と課題 矢作由美子ほか
第5分科会 新少年院法及び少年鑑別所法運用上の主な課題とその対応策について 室井誠一、八田次郎ほか
第6分科会 児童自立支援施設における自立支援の現状と課題
──東京都の児童自立支援施設と児童養護施設の連携と取組みから 髙 橋幸成ほか
第7分科会 児童福祉施設から自立する子ども達に必要なこと
──支援者とともに生い立ちを物語ることの意味 小木曽宏ほか
第8分科会 子どもシェルターの現状と課題──機関・団体連携を視野に 小西暁和ほか
第9分科会 司法福祉実践を担う対人援助専門職の人材育成の在り方 若穂井透、齋藤知子ほか
〔書評〕
『刑事司法における薬物依存治療プログラムの意義』(評者 辰野文理)
『陽はまた昇る』(評者 杉浦ひとみ)