巻頭言「第8期理事会における学会改革の取組み」ほか掲載の学会誌第24号

司法福祉学研究24

日本司法福祉学会【編】

[定価]   本体2,000円(税別) 

[ISBN]978-4-86500-181-5
[判型]A5判並製
[頁数]228頁

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巻頭言「第8期理事会における学会改革の取組み」ほか掲載の学会誌第24号 [日本司法福祉学会] 2000年11月結成。規約において、会の目的を「司法における規範的並びに実体的問題解決の福祉的側面に着目し、問題の適正で妥当な解決を実現することを目指して、これに関連する分野の学術的研究や実務に携わる者が共同して研究を推進し、もって社会に貢献すること」と定めている。

【目次】


〔巻頭言〕
第8期理事会における学会改革の取組み  松田和哲

〔自由研究(論文)〕
ネグレクト死亡事例における虐待親の認知要因についての研究  橋本和明
 再入受刑者の逮捕前の就労状況と出所後の就労における被差別経験  山岡あゆち・ 佐々木彩子
 刑務所出所者等へのソーシャルワークにおける人権を基盤としたアプローチ(Rights-Based-Approach)の可能性 篠崎ひかる
 非行への関与と離脱を巡る自己変容のプロセス  坂野剛崇

〔事例研究〕
 犯罪に手を染めた夫と離婚せず支えていくことを選択した妻についての分析  藤野京子
 身柄付き補導委託の受託者の実践に関する一考察  田中教仁

〔日本司法福祉学会第23回大会〕
 プレシンポジウム “うちらのこと、わかっている?”  原田和明ほか
 シンポジウム こどもの利益についてどう考えるか  岩佐嘉彦ほか
 第1分科会 子ども向け法教育プログラムの意義と可能性  井上匡子ほか
 第2分科会 児童虐待被害者に対する法的支援  矢野恵美ほか
 第3分科会 「最善の利益」からとらえるオセアニアと日本の青少年支援  谷本拓郎ほか
 第4分科会 児童自立支援施設における中卒児処遇とアフターケア  渡邊暢江ほか
 第5分科会 高齢者や障害のある被疑者被告人支援における弁護士とソーシャルワーカーの協働を促進するワークショップ 羽毛田幸子ほか
 第6分科会 被害者・加害者双方の視点から再被害・再加害防止のあり方を考える  松村歌子
 第7分科会 児童虐待事例について裁判記録等を用いて事例研究を実施した人材育成  齋藤知子ほか
 第8分科会 特定少年に対する支援  大貝 葵ほか
 第9分科会 支援という営みの中にあるポジショナリティ  市川岳仁ほか
 第10分科会 地域生活定着支援センターによる被疑者等支援業務の現状と課題  水藤昌彦ほか
 第11分科会 社会福祉士会における刑事司法福祉の活動  大浦明美ほか

〔司法福祉研究集会イン岡山〕
 講演&パネルディスカッション・多職種で取り組む更生支援  金子毅司・嶽崎貴史ほか

〔書評〕
中島 学 著『塀の中のジレンマと挑戦』  相澤育郎
清永 聡 著『三淵嘉子と家庭裁判所』  八田次郎

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