ある子どもが悲しい思いをするのは、その子のせい? それとも、世のなかにバリアや偏見があふれているせい?

妖怪バリャーをやっつけろ!

きりふだは、障害の社会モデル

三島亜紀子【文】 三島エツコ【絵】
平下耕三【監修】

[定価]   本体1,500円(税別) 

[ISBN]978-4-903690-53-7
[判型]A5変判上製
[頁数]56頁

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妖怪バリャーはバリアとそれが生む雲が大好き。ねっころがって、ぱくぱく食べては雲を増やして、障害をもつ兄弟の生活を脅かします。兄弟は自分たちで幸せをつかむため、助けあいながらバリャーに立ち向かいます。二人はバリャーをやっつけることはできるのでしょうか?
実話をもとにした、明るくゆかいな絵とやさしくかつしっかりとした内容の文章で、社会モデルの考え方を子どもたちにわかりやすく伝える、はじめての絵本。
社会モデルはWHOの国際生活機能分類に影響を与えた、これからの社会で重要になってくる考え方の一つです。大人向けのメッセージ、教員向けに絵本を授業でそのまま使えるよう分かりやすく解説した文章、妖怪退散お札付き。

【目次】


大人の方へ

障害の社会モデル入門――本書を教材として利用される方へ
     社会モデル
     学習のヒント
     授業のヒント

監修者のことば(平下耕三)