「規制は決して機能しない。唯一の解決策は、世界中で代理出産を禁止すること」

こわれた絆

代理母は語る

ジェニファー・ラール/メリンダ・タンカード・リースト/レナーテ・クライン【編】柳原良江【監訳】

[定価]   本体2,300円(税別) 

[ISBN]978-4-86500-148-8
[判型]A5並製
[頁数]256頁

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癒されない悲嘆にもがきながら、同じ苦しみを味わう女性を一人でも出さないことを願って声を挙げた世界各国の代理母たち。
その「語り」は、巨大化する生殖産業下での商業代理出産のみならず、善意で行われたはずの無償代理出産の闇をも明らかにしていく……。

【目次】


はじめに 

戻れない血の契約  キャシー(カナダ)
人生最大の過ち  オクサナ(ジョージア)
匿名はもうたくさん――私はどのようにして複数回卵子ドナーに仕立て上げられたか  マギー(米国)
不完全な赤ちゃんを妊娠したら、使い捨てに  ブリトニー(米国)
知る権利なし  ナターシャ(ロシア)
哀しい家族のつながり──息子に再び会えるでしょうか?  オデット(オーストラリア)
私の代理出産が、悪夢になったとき  デニース(米国)
私は孵卵器  ナタリア(ロシア)
利用されだまされ、経済的にも破綻して、打ちのめされた  ケリー(米国)
代理出産が家族をこわした  ロブ(オーストラリア)
止まらない心の痛み  ウジュワラ、ディンピー、サララの経験(インド)
からだもこころも滅茶苦茶に  マリーアンヌ(英国)
代理出産はビジネスである  エレナ(ルーマニア)
張った乳房と張り裂けそうな心で、独り残されて  ミシェル(米国)
「無私」のドナー  ヴィクトリア(ハンガリー)
善意が人種差別と憎悪に出会うとき  トニ(米国)

おわりに
謝辞
文献一覧

解説 世界の代理出産の概観
監訳者あとがき
訳者紹介