巻頭言「社会におけるデジタル化の進行と学会活動」ほか掲載の学会誌第22号

司法福祉学研究22

日本司法福祉学会【編】

[定価]   本体2,000円(税別) 

[ISBN]978-4-86500-150-1 C0032
[判型]A5判冊子
[頁数]146頁

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巻頭言「専門性と社会的信頼」ほか掲載の学会誌第22号

[日本司法福祉学会] 2000年11月結成。規約において、会の目的を「司法における規範的並びに実体的問題解決の福祉的側面に着目し、問題の適正で妥当な解決を実現することを目指して、これに関連する分野の学術的研究や実務に携わる者が共同して研究を推進し、もって社会に貢献すること」と定めている。

【目次】


■巻頭言
社会におけるデジタル化の進行と学会活動  水藤昌彦

■自由研究(論文)
刑事司法領域のソーシャルワークで直面する困難性への対処プロセス
  ――刑事司法制度の中のソーシャルワーカーに焦点を当てて  中村秀郷
児童相談所職員がDVと児童虐待が併存するケースに対応する際の支援課題と工夫
  ――職員に対するグループインタビューより  増井香名子・岩本華子
反社会的行為のあった知的障害者の対人関係構築のための認知行動療法による支援方法の導入過程にお
  ける支援者への影響――施設入所支援におけるインタビュー調査 山﨑康一郎・我藤 諭・水藤昌彦
市配置の婦人相談員による若年女性に対する支援
  ――フォーカスグループインタビュー調査結果より  岩本華子・増井香名子
更生保護施設等入所者への生活保護の適用に関する一考察
  ――千葉地裁令和3年9月10日判決を素材に  石田咲子

■実践報告
児童自立支援施設におけるアフターケア体制の構築に向けた取り組み  岩田智和

■日本司法福祉学会第21回大会
大会企画シンポジウム「若年者と司法福祉」  須藤 明
企画分科会「加害者対応と被害者支援の交錯――DV事案を手掛かりに」  松村歌子

■オンライン研究集会
シンポジウム「特定少年、犯情と要保護性」  藤原正範

■書評
弁護士とソーシャルワーカーの協働を考える会 編著
  『福祉的アプローチで取り組む弁護士実務――依頼者のための債務整理と生活再建』  木下大生

日本司法福祉学会 規約
日本司法福祉学会 研究倫理指針
「司法福祉学研究」編集規程・投稿規程・執筆要領
投稿原稿の受領から掲載までのフローチャート
編集後記