問われてくるのは私たち自身の「見方」……

ソーシャルワーカーのミカタ

対話を通してともに「解」を探す旅の軌跡

芦沢茂喜・山岸倫子【著】

[定価]   本体2,200円(税別) 

[ISBN]978-4-86500-147-1
[判型]A5判並製
[頁数]304頁

Amazonで購入

経験を重ねる中で、知らず知らずのあいだに作られてしまう「当たり前」としての見方。
でも、その見方を変えれば状況は違ってくるのかもしれない。
相手を、環境を、そして自分自身を、私たちはどう見るのか……。
「ソーシャルワーカーの味方でいたい」という共通の想いをもつ二人が、
自らのスーパービジョンの実践を通して「ソーシャルワーカーの見方」を問い直す。

【目次】


まえがき  芦沢茂喜

Ⅰ 届かぬ影を追い求め――ソーシャルワーカーになりたい私のその後のものがたり  芦沢茂喜

はじめに
第1章 立場/ポジション
第2章 歴史/ヒストリー
第3章 起点/スタート
第4章 過程/プロセス
第5章 時間/タイム
第6章 自立/インディペンデンス
おわりに

Ⅱ ただひたすらに、その人を中心に据える  山岸倫子

はじめに
第1章 相談室の入り口
 1 表象としての大きな指輪
 2 それ聞いてどうすんの?
 3 主訴はなに?
第2章 とにかくひたすら頭を使うこと――把握し、組み立てる
 1 「……で?」
 2 寄り添い転じてパターナリズムと化す
 3 人間VS人工知能
第3章 腹を決めて、覚悟を決めて
 1 自分に巣くう正しさお化け
 2 もしもトイレに行きたくなったら?
 3 専門性を脱ぐ専門性を身につける
おわりに

あとがき  山岸倫子